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アンコールワット観光の基地、シェムリアップでは
この新しいリゾート・ホテルに４連泊。 |
ホテル前の道路は整備されてデラックス・ホテルがどんどん
建設されていた。 |
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| 朝食はバイキング。 |
フォーをトライしてみた。３種類の麺のうち中華麺を選んだが旨かった。
厳密にいうとフォーの平べったい麺を選ばないといけないのかも・・・
具やスパイスを自分で選べるがよく分からない。 |
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アンコールワット観光には３日間通用のバスがあるので
まずそれを購入する（ US$ 40.00)
もちろん、私たちの場合は旅行代金に入っている。
最初にパスの発行所に行って写真を撮って発行してもらう。 |
私たちは提示に便利なように、首から下げられるビニール袋
を旅行社から１ドルで購入した。 |
| アンコール観光初日のスタートはアンコール・トムから。 |
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しかし、一歩、アンコールワットへ向かう道路に入ると
沿道の家々や脇道はまだまだ・・・
カンボジアの国土は日本の約半分で農業国である。ベトナムのような
工業団地もほとんどなく、観光道路以外はインフラの整備が相当
遅れている。 |
アンコール・トム前の休憩所あたりは赤土のまま。
それでも９年前に来たかずこによると全般的にずいぶん
改善した、と。もちろん、無茶苦茶に増えた観光客の
お蔭かもしれない。アンコールで目立ったのは韓国人
観光客と韓国資本のホテル・レストラン。韓国人は
外国からの観光客のトップだそうな。 |
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アンコール・トム（「大きな王都」）の入口のひとつ南大門前に到着。
周囲を１辺３ｋｍの堀とラテライトで作った高さ８ｍの城壁で囲まれている。
堀を渡る参道の欄干は一部修復中だった。 |
欄干の先頭はコブラの形をしたナーガ。 |
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| ナーガを先頭にその胴体をかつぐアシュラたちという欄干の構造らしい。 |
アンコール・トムの南大門に到着。朝のラッシュ・アワーなので私たちは
乗ってきたバスを降りて周辺の説明を受けながら歩いて門をくぐることに・・ |
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| 参道の反対側は神々。 |
南大門をくぐる。門は塔になっていて４面に観世音菩薩の顔が彫られている。 |
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| 潜り抜けた裏側には３頭の象が・・ |
南大門の向こうはまっすぐバイヨン（寺院跡）へと続く。 |
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| バイヨンへの登り口の両側には誰何するように・・ |
・・獅子とナーガの像が立っている。 |
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| 近づいてみるとお尻の形が力強い。 |
バイヨン（美しい塔）の全景 |
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| バイヨンをバックに。バイヨンはアンコール・トムの中央にある。 |
午前の光に照らされて美しい。 |
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| 各塔には微笑みを浮かべた観世音菩薩の顔が・・ |
・・彫られている。 バイヨンだけで４９もあるそうだ。 |
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| ガイドのオルさん（左の黄色いシャツ）の説明を聞く。 |
デバター（Devata 女神）像のひとつ。 |
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| 回廊に描かれた戦いのレリーフ。 |
同（象に乗った軍隊の戦い）。 |
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| 同。 |
同。 |
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| バイヨンは３層構造になっている。 |
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| 塔屋への入口。 |
入口に彫られたレリーフ。右の女神の顔がよく残っている。 |
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| 塔と塔の間を抜けていく。 |
内部のテラスは観光客でいっぱい。 |
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| これらの女神像もよく残っている方。 |
４面の観世音菩薩が続く。 |
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| そのひとつを間近で見る。 |
同左手から。 |
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| お顔を挟んで。 |
内部の通路。 |
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| テラスの下から。 |
同。 |
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| バイヨンを西の方に抜けて |
バイヨンは古代インドの宇宙観を象徴するという。すなわち、
バイヨンは、神の住む聖域であり、神が降臨するところであり、
さらに、環濠は大海を、城壁はヒマラヤの霊峰を表す。 |
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| 象のテラスに向かう。 |
象の頭の立体浮彫が左右に３頭ずづ。 |
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４日間、シェムリアップの町に滞在してアンコールワットの
遺跡群とトンレサップ湖遊覧をしたが、連日お天気はよく
気温も昼間は３０度から３４度くらいと暑かった。
ガイドのオルさんの計らいで昼食後あるいは遺跡見学終了後
の２時間ほど昼寝時間を取ってもらったので助かった。
しかし、空気は割合乾燥していて（湿度５０％前後）楽だった。 |
| やっぱりここには本物のゾウがあらわれなくっちゃあ。 |
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| ずっと向こうまで続く象のテラス。 |
テラスの壁には象の浮彫が延々・・ |
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| 象のテラスへの階段前で。 |
蛇を踏んづけたガルーダとガシャシンハの浮彫が交互に
並ぶ王のテラス壁面。 |
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| 象のテラスの中央にある「王のテラス」。 |
王のテラスから一直線に続く凱旋道路を望む。 |
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| 「王のテラス」から象のテラスと広場を望む。 |
これも象のテラス壁面の一部。 |
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| 「王のテラス」を下から。 |
「ライ王のテラス」とその壁面（高さ約６ｍ）。１２世紀末のものだが、
フランスの学術調査隊によってそれ以前に作られた原型が発見され
それらを内壁の形で見学できるように修復された。 |
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外壁と内壁との間に迷路のような通路があり、内壁の彫刻が
良く鑑賞できる。 |
地獄のテーマがいくつかあってガルーダが顔を出す。 |
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| ガルーダに支えられた閻魔大王?の浮彫。 |
ラテライトの上に砂岩を張り付けて彫刻したものだが、
砂岩が一部剥がれている。 |
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アンコールワットではどこへ行ってもお土産屋が待ち構えていて
しつこく付きまとわれたが、値段がほとんど米ドル建てだったのには
意外な感じがした。かずこが９年前に来たときは何でも「３個千円」
などと叫んでいたらしいし、ここ１・２年中国（上海・北京）でも
日本人には円で声を掛けてきたのに、ベトナムでもカンボジアでも
レストランの飲み物はもちろん、屋台のコーラでも「１ドル」とか「３ドル」
と盛んにドルを欲しがった。現地通貨で払おうとするとイヤな顔を
することが多かった。円高なのにドルを欲しがるのだろうか？
米ドル獲得に政策的なインセンティブでもあるのだろうか？ |
| 次は近くのタ・プロム遺跡へ |
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１１８６年ジャヴァルマン７世が母のために造った仏教僧院と
言われるが、後にヒンドゥー教寺院に改造されたため、
仏教色の強い彫刻の多くが削り取られたという。、 |
この遺跡は１９世紀に西洋人によって発見されたときの驚きの
感覚を維持しようと修復の手を加えず自然のままに委ねてきた。
しかし、それもぼつぼつ限界に近づいてきたようだ。 |
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| この辺りは一見、何の問題もないように見えるが・・ |
・・まずこれを見て驚いた。まるで巨人が壁を鷲掴みする感じだ。 |
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| さらに内部に分け入っていくと・・ |
大木が深々と塔屋に根を張っている。 |
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| そのためラテライトが崩れかかっている。 |
内部に入ってみると天井がいつ落ちてきてもおかしくない状態。 |
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| ここには観光客用の撮影用お立ち台が・・ |
これはまたすごい！ガジュマルの大木もここまでくると恐い。 |
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| ほとんどの観光客が自然の脅威に恐れを抱く。 |
ここでは砂岩のブロックが崩れていた。 |
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| さらに何があるかと好奇の目で奥に進む。 |
地震がなくても大木の成長は石造建築を破壊していく。 |
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| 向こうにデバター（女神）像が見える。 |
日本で想像しているガジュマルの木はこんなのだが・・ |
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| 建物を覆い隠してしまいそう。 |
壁面の女神たちがお気の毒。 |
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| まだまだ浸食風景が続く。 |
記念写真を撮る人が多いのでなかなか順番が来ない。 |
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| 接近して見る。 |
ここにも。 |
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| 出口に戻る。ここは一部修復したようにもみえるが・・・ |
修復作業の Before/After の写真が展示されていた。 |
