ロシア旅行（モスクワとサンクトペテルブルグ８日間）(H21-8-23/30)

速報（ハイライト版）

１．サンクトペテルブルグ

	モスクワから夜行列車で到着したのは文字通り「モスクワ駅」。
エルミタージュ美術館
	駅前のＫＡＦＥで朝食のあと待望のエルミタージュ美術館へ。
	ガイドのヤナさんの案内で見所を効率よく鑑賞してまわる。
	ここはセザンヌの部屋。
	ここはゴーギャンの部屋。
	もともと宮殿だったから立派なホールも多い。
	聖ゲオルギー（大玉座）の間。
ペテルゴーフ（ピョートル大帝夏の宮殿）
	今回は下の宮殿（噴水庭園）を拝観。残念ながら雨模様だった。
	フランス式の「上の宮殿」と「下の宮殿」の噴水。
	花壇の模様が美しい。
	宮殿正面の噴水。
	宮殿前の噴水から出た水はまっすぐバルト海に注ぐ。
ノヴゴロド（ロシアでもっとも古い町のひとつ）	サンクトペテルブルグから１６０ｋｍ南。
	ユリエフ修道院（１０３０年創立という古いもので世界遺産）。
	その中心をなすゲオルギー聖堂。

	クレムリン（城塞）。
	ノヴゴロドは８６２年、ヒューリックによって建国されたロシア建国の発祥地とされる。この像は建国１０００年の１８６２年に建てられた記念碑。
	ソフィア大聖堂（世界遺産）。１０４５年に建てられたロシア最古の建築。
	クレムリンの後ろにはヴォルホフ川が流れている。橋の中央からクレムリンを眺める（中央に鐘楼が見えている）。
エカテリーナ宮殿
	エカテリーナ宮殿（正面は工事中だったので右翼の方をバックに）。
	大広間。左側は工事中だった。
	バンケット・ルーム。隅にあるのはオランダ製のまきストーブ。
	見学を終わって外に出たら晴れていた。
午後は市内見物
	日露戦争の日本海海戦で大敗したバルチック艦隊の生き残り、巡洋艦「オーロラ」。皮肉なことに、ここでわれわれ一行のうち２人がスリに遭い、カードを取られる被害にあった。バスに戻ってからハンドバッグが開いているのに気がつくという巧妙さだった。
	血の上の救世主教会。モスクワの聖ワシリー寺院と同じく純ロシア風建築である。
	イサク聖堂（１８５８年建設）。世界でも最大級の教会建築。
	デカプリスト広場にあるピョートル大帝像「青銅の騎士」。
	イサク聖堂を見ながらバスに戻る。
自由行動の冒険ここは治安が悪いというので添乗員と現地ガイドが運河クルーズをチャーターし、２４名が参加することになったが、Ｔさん夫妻と私たちは敢えて自由行動にチャンレンジした。
	まずは聖イサク聖堂の川向にある「クンストカメラ」（ピョートル大帝記念人類学・民族学博物館）に出かけた。現地ガイドさんがここには大帝が集めたゲテモノがたくさんあって特に有名なのがシャム双生児（胎児）のコレクションだと説明していたのでぜひ実物を見てみたいと思った。
	橋を渡ると反対側には１８１０年に建てられたロストラの灯台柱がある。
	博物館を１時間ほど掛けて見学したあと、モイチの提案でネフスキー大通り散策と地下鉄試乗をやってみることにした。向こうに見える尖塔はペトロパブロフスク要塞にある同聖堂。
	エルミタージュ美術館の建物群。
	広場側からのエルミタージュ美術館。
	ネフスキー大通りを歩く。ガイドさんがここは観光客を狙ったスリが多く、日本人の被害者も少なくないと警告していた。
	運河クルーズの遊覧船が次々に出て行く。
	ストロガノフ宮殿（後ろ）横の運河に架かる橋の上で（欄干には暴れ馬を制御する様子が四隅に彫像されている）。
ここからさらに１００ｍほど進んだところに昼食を取ったレストランがあり、その辺りはよくスリに遭遇すると説明を受けていたが、まさにその近くでカメラを持って先頭を歩いていたモイチがあっという間に５-６人の若い男に前後を塞がれ、後ろから押されるような形となった。「集団スリだ！」と思ったので咄嗟にカメラとウェストポーチを抑えながら斜め右に脱出した。そのとき、ウェストポーチの留め具が外されているのに気が付いたが中味はすべて無事だった。後ろを歩いていたかずこ始め３人は一部始終を目撃しており、「危ない！」と声やら「きゃっ！」という悲鳴を挙げたらしいがモイチには何も耳に入らなかった。驚いたことにこんな事件があったにもかかわらず誰も予定変更を言い出すものはおらず、さらに危険地帯を進んで地下鉄の入り口に向かったのだから立派なものだ。添乗員さんが聞いたら卒倒するかも（笑）。なお、この写真は地下鉄にひと駅乗って歩いて帰ってきたときのもの。２００５年６月に出された現地領事館等の注意報を参照ください。	今まで海外駐在を含め、何度も海外を旅行しているが、自分自身が集団スリに遭遇したのはまったく初めてである。今回はこの少し前に巡洋艦「オーロラ」見学の際、２人がスリにやられたことと昼食時にネフスキー大通りは危ないと聞いていたから警戒を怠らなかったお蔭だと思う。実際、このときもモイチは「このあたりからそろそろ危ないよ」と後ろに声を掛けたばかりだった。まさか自分が襲われるとは！油断大敵！
	ネフスキー・プロスペクト駅から地下鉄に乗ってみる（２０ルーブル）。これはひと駅乗った次の「マヤコフスカヤ」という駅。地下鉄はずい分深いところを走っている。エレベーターホールかと思ったら、なんとこの右が地下鉄のドア毎に開く乗車口と分った。
	この長いエスカレーターで地上に上がると
	こんなソ連時代の彫像があった。あとは地上に出て、ネフスキー大通りを集合場所のイサク聖堂まで２．３ｋｍを歩いて戻った（集合場所に辿りついた時、まさにクルーズから戻った一行のバスが着いたが、何食わぬ顔で合流したら、「えらい汗ですね。どこへ行ってきたの？」とみんなから尋ねられ、「いやあ、あちこち行って面白かったです」と誤魔化した）。

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	モスクワから夜行列車で到着したのは文字通り「モスクワ駅」。
エルミタージュ美術館
	駅前のＫＡＦＥで朝食のあと待望のエルミタージュ美術館へ。
	ガイドのヤナさんの案内で見所を効率よく鑑賞してまわる。
	ここはセザンヌの部屋。
	ここはゴーギャンの部屋。
	もともと宮殿だったから立派なホールも多い。
	聖ゲオルギー（大玉座）の間。
ペテルゴーフ（ピョートル大帝夏の宮殿）
	今回は下の宮殿（噴水庭園）を拝観。残念ながら雨模様だった。
	フランス式の「上の宮殿」と「下の宮殿」の噴水。
	花壇の模様が美しい。
	宮殿正面の噴水。
	宮殿前の噴水から出た水はまっすぐバルト海に注ぐ。
ノヴゴロド（ロシアでもっとも古い町のひとつ）	サンクトペテルブルグから１６０ｋｍ南。
	ユリエフ修道院（１０３０年創立という古いもので世界遺産）。
	その中心をなすゲオルギー聖堂。

	クレムリン（城塞）。
	ノヴゴロドは８６２年、ヒューリックによって建国されたロシア建国の発祥地とされる。この像は建国１０００年の１８６２年に建てられた記念碑。
	ソフィア大聖堂（世界遺産）。１０４５年に建てられたロシア最古の建築。
	クレムリンの後ろにはヴォルホフ川が流れている。橋の中央からクレムリンを眺める（中央に鐘楼が見えている）。
エカテリーナ宮殿
	エカテリーナ宮殿（正面は工事中だったので右翼の方をバックに）。
	大広間。左側は工事中だった。
	バンケット・ルーム。隅にあるのはオランダ製のまきストーブ。
	見学を終わって外に出たら晴れていた。
午後は市内見物
	日露戦争の日本海海戦で大敗したバルチック艦隊の生き残り、巡洋艦「オーロラ」。皮肉なことに、ここでわれわれ一行のうち２人がスリに遭い、カードを取られる被害にあった。バスに戻ってからハンドバッグが開いているのに気がつくという巧妙さだった。
	血の上の救世主教会。モスクワの聖ワシリー寺院と同じく純ロシア風建築である。
	イサク聖堂（１８５８年建設）。世界でも最大級の教会建築。
	デカプリスト広場にあるピョートル大帝像「青銅の騎士」。
	イサク聖堂を見ながらバスに戻る。
自由行動の冒険ここは治安が悪いというので添乗員と現地ガイドが運河クルーズをチャーターし、２４名が参加することになったが、Ｔさん夫妻と私たちは敢えて自由行動にチャンレンジした。
	まずは聖イサク聖堂の川向にある「クンストカメラ」（ピョートル大帝記念人類学・民族学博物館）に出かけた。現地ガイドさんがここには大帝が集めたゲテモノがたくさんあって特に有名なのがシャム双生児（胎児）のコレクションだと説明していたのでぜひ実物を見てみたいと思った。
	橋を渡ると反対側には１８１０年に建てられたロストラの灯台柱がある。
	博物館を１時間ほど掛けて見学したあと、モイチの提案でネフスキー大通り散策と地下鉄試乗をやってみることにした。向こうに見える尖塔はペトロパブロフスク要塞にある同聖堂。
	エルミタージュ美術館の建物群。
	広場側からのエルミタージュ美術館。
	ネフスキー大通りを歩く。ガイドさんがここは観光客を狙ったスリが多く、日本人の被害者も少なくないと警告していた。
	運河クルーズの遊覧船が次々に出て行く。
	ストロガノフ宮殿（後ろ）横の運河に架かる橋の上で（欄干には暴れ馬を制御する様子が四隅に彫像されている）。
ここからさらに１００ｍほど進んだところに昼食を取ったレストランがあり、その辺りはよくスリに遭遇すると説明を受けていたが、まさにその近くでカメラを持って先頭を歩いていたモイチがあっという間に５-６人の若い男に前後を塞がれ、後ろから押されるような形となった。「集団スリだ！」と思ったので咄嗟にカメラとウェストポーチを抑えながら斜め右に脱出した。そのとき、ウェストポーチの留め具が外されているのに気が付いたが中味はすべて無事だった。後ろを歩いていたかずこ始め３人は一部始終を目撃しており、「危ない！」と声やら「きゃっ！」という悲鳴を挙げたらしいがモイチには何も耳に入らなかった。驚いたことにこんな事件があったにもかかわらず誰も予定変更を言い出すものはおらず、さらに危険地帯を進んで地下鉄の入り口に向かったのだから立派なものだ。添乗員さんが聞いたら卒倒するかも（笑）。なお、この写真は地下鉄にひと駅乗って歩いて帰ってきたときのもの。２００５年６月に出された現地領事館等の注意報を参照ください。	今まで海外駐在を含め、何度も海外を旅行しているが、自分自身が集団スリに遭遇したのはまったく初めてである。今回はこの少し前に巡洋艦「オーロラ」見学の際、２人がスリにやられたことと昼食時にネフスキー大通りは危ないと聞いていたから警戒を怠らなかったお蔭だと思う。実際、このときもモイチは「このあたりからそろそろ危ないよ」と後ろに声を掛けたばかりだった。まさか自分が襲われるとは！油断大敵！
	ネフスキー・プロスペクト駅から地下鉄に乗ってみる（２０ルーブル）。これはひと駅乗った次の「マヤコフスカヤ」という駅。地下鉄はずい分深いところを走っている。エレベーターホールかと思ったら、なんとこの右が地下鉄のドア毎に開く乗車口と分った。
	この長いエスカレーターで地上に上がると
	こんなソ連時代の彫像があった。あとは地上に出て、ネフスキー大通りを集合場所のイサク聖堂まで２．３ｋｍを歩いて戻った（集合場所に辿りついた時、まさにクルーズから戻った一行のバスが着いたが、何食わぬ顔で合流したら、「えらい汗ですね。どこへ行ってきたの？」とみんなから尋ねられ、「いやあ、あちこち行って面白かったです」と誤魔化した）。