シシリー・南イタリア旅行（R02-2-6/15)

タオルミーナのギリシャ劇場（紀元前３世紀建造、ローマ時代２世紀に円形闘技場として改築）

コルヴァヤ館からウンベルト１世大通りと交差する・・	・・「ギリシャ劇場通り」を東に300ｍほど進むとギリシャ劇場。
後ろを振り返ると随分と物騒なところに建物が建っている。	劇場は険しい岩山に造られている。
廃墟のような・・	・・入り口と・・
その周辺だが・・	・・入るとまずその歴史的変遷が・・
・・映像によって分かりやすく解説される。	そこを抜けると眼前に直径115ｍの広大なスタンドが広がる。

	玄関内部から振り返ると雪を抱いた エレナ山が屋根の上に浮かぶ。
	望遠で見るとこの迫力！
	舞台側にはギリシャ時代のレンガの 遺構がそのまま残っている。

現在もコンサートやオペラ・演劇などで使われているので座席は 殆ど改装されているが、背後の壁などは創建時のままである。	そのほか、舞台前部（プロセニウム）は原形を保っている。
劇場内の至る所からエレナ山を・・	・・望見することができる。
素晴らしい眺めだ。	逆光でうまく写らないが、、、

	これを見ると現在でもコンサートなどで 使われているとは思えないほど。
	地中海とエトナ山とタオルミーナの町が 一望できる。
	山裾が富士山よりなだらかだ。
	地中海（イオニア海）。

添乗員さんによるとなかなか・・	・・ここまできれいに見えることはないらしい。
タオルミーナの中心街。	この劇場は5400人まで収容できるらしいが、15000人収容の シラクーサに次いでシチリア2番目の大きさという。
いくつかの部分は崩れていかにも遺跡という感じが するが、肝心な部分は現在でも使えるというのが凄い。	同じような景色を何枚も撮っているなあ。
これも・・	・・これも。

	どこを撮っても絵になる。
	みんな飽きずに眺める。
	直径１１５ｍで5400人 収容できるというが もっと入るように見える。 半円だからかな？
	しつこいがエトナ山と タオルミーナの町。

地中海（イオニア海）の方に出てみる。向こうは本土。	右の方は果てしない。
	ウチワサボテンが多い。
海岸沿いは有名ホテルが軒を連ねる。	イソラ・ベッラ。
劇場裏手の展望台。	ここまであまり人が来ない。

メッシーナはあの岬の向こう。	これもホテル。
薄っすらイタリア本土。

	さらにスケールの大きな写真を求めて。
	観客席の一番上に上ってみる。
	これで劇場、エトナ山、地中海が 一望に収まる。
	エトナ山は入らないがこれもいいなあ！

ここで座ってオペラのアイーダでも観てみたい。	一服。
春先の花が咲いている。	紫色のも。
最後にもう一枚。

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