とっておき上海（七宝・南翔・蘇州）４日間(H21-2-7/10)

第２日（その２）　午後　南翔古猗園・上海博物館・新天地
　　　　　　　　　　　 夜　　　上海雑技団と足裏マッサージ

	今度は金持ちの別荘だったという南翔古猗園にやってきた。


日本とは違うユーモラスな狛犬が出迎え。	正面は古猗園発祥の小籠包（しょうろんぽう）を食べさせてくれるレストラン。

同。	庭園の案内図。

園内に入ると派手な正月飾りが	あちこちにあって景観が台無し。

	しばらくは飾りを避けて撮ってみた。


いかにも中国の庭という感じはする。	同。

太湖から運んだという奇岩を集めた造形があちこちにある。	築山にも。

ひとりで太極拳をしているひとがいた。	するとガイドが「みなさんも一緒にやりましょう」と強引に引っ張り込む。

昼食はここ。	ここは中国人のグループが多かった。

料理はまずまず。	これが名物の小籠包。一人当たり３つか４つ食べたが結構美味しかった。

壁にはどうやら「明の時代にできた古猗園は南翔小籠包（字は違うが）発祥の地なり」てなことが書いてある模様。	一番上には２０個入り一籠で１５元（２２５円）とある。

こんどは上海博物館へ移動。

	上海博物館前。

	時間を４０分しかくれなかったので、興味のある古代の青銅器や彫像、陶磁器（１・２階）だけを見て回ることにした。


さすがに展示品はどれも素晴らしい。	とくにこれは気に入った。

いい顔してる。	これは珍しい千体仏。





住友家の泉屋博古館でたくさん見たので青銅器は特に興味深い。	これは象の顔と鼻をデザインに使っている。



大克鼎（西周孝王　紀元前１０世紀末）青銅器としてはとても大きい。	？



これは右にあるように楽器。	古代楽器。

右にあるように太鼓の置き台。





唐時代の彩色釉陶俑のいろいろ。	同。





彩色釉陶騎馬女俑（唐の時代）。	中之島の東洋陶磁美術館にも青磁があるが・・・

博物館の展示は４階に分かれているが、エスカレータがついている。	もちろん階段も。

同。	チンさんは３－４階の玉器や絵画・書などを案内してきた。

	上海博物館の裏口？を出ると人民広場を隔てた向こうに市役所のビルが迫る。
	その左の変わった屋根の建物は上海大戯院（大劇場）。


この市役所に面した方が表玄関かもしれない。	これは右方向。

博物館前で。	今年の干支の牛を飾った梅龍鎮広場。

チンさんはこれも博物館と言っていたが、どうやら国営の工芸品展示・販売所に連れてこられたようだ。	バスが何台も来ている。

こんどは繁華街の新天地へ。	えっ、えらい寂れた感じやんかー！

同。	中国共産党の第１回全代会がここで開かれたという案内プレート。

チンさんの解説を聞いたあと、	チンさんについていく。

	すると突然賑やかなモールが現れた。
	新天地は上海のトレンディスポット。旧フランス租界の雰囲気を再現したもの。高級ブランドの店が軒を連ねる。（地図はブルーガイドの「わがまま歩き」から借用）

	上海雑技団の公演を見て最後に舞台で記念撮影。この写真はアシスタント兼写真係の李さんが撮ってくれたのだが１枚千円もした（撮影禁止だったからやむを得ず買ったが）。


雑技団の劇場。	次は１８４６年オープンという浦江飯店（アスターハウス・ホテル）で足裏マッサージを体験する。

１６０年の歴史を感じさせる廊下。	同。

マッサージ・パーラーはホテルの奥の方にあった。	まず入浴剤みたいな色の着いた液体を入れた盥を持ってきて足を入れろという。ぼくのは温かったが隣の人は「熱い」と言って水を埋めてもらっていた。

この部屋には５人の男性が入り、かずこたち女性６人はべつの部屋に入った。マッサージは２時間で最初の１時間は足裏が中心。後半の１時間は全身で手足、背中、肩、頭など。料金は３０００円。日本に比べると安いらしいが、ぼくはマッサージに行ったことがないので分らない。	ぼくの担当はこの子。「痛い？」とか「少々お待ちください」などと言うが、基本的には日本語も英語もほとんど出来ない。他の日本語がもう少し分るのに尋ねたら１日３人くらいのマッサージをするらしい。この子は足裏だけやって全身の方は別の女性に交代した。１０時過ぎから始まったから終わったのは１２時を回り、ホテルに戻って寝たのが１時過ぎになってしまった。