キプロス・マルタ旅行９日間（日通旅行「旅のソムリエ」）(H23-2-27〜H23-3-7) 　　詳細編
　−愛の女神アフロディティ（ヴィーナス）伝説キプロス島と光輝く騎士団伝説の島マルタ島−

第５日　３月５日（土）　
　　　　　　　午前　　　　ホテル　−　ブルー・グロット（青の洞門）　−　ハジャー・イム神殿（世界遺産）　−
　　　　　　　　　　　　　　ヴァレッタ（アッパー・バラッカ・ガーデンのパノラマ展望、聖ヨハネ大聖堂）
　　　　　　　午後　　　　昼食　−　マルタ・エクスペリエンス（マルタ紹介の映画）鑑賞　−　騎士団長の宮殿　−
　　　　　　　夜　　　　　 カーニバル見物(山車のパレードとダンス・ショー）　−　ホテル

朝食とホテルの庭散策

朝食に少しゆっくり目に行ったらもうグループの 人たちはほとんどいなかった！	今朝はやや控えめに・・・
プールサイドに出てみた。	今朝は風も収まって天気は回復基調。
北側は晴れてきた。	バスに乗ろうと海側に出たら向こうは晴れている。

ブルー・グロット（青の洞門）

今朝はまずマルタ島の南岸にある「青の洞門」へ	このロータリー、通ったような記憶が・・・ （空港とホテルの間にあるから到着時に通ったのだろう）
石切り場があった。ここでは石をこのようにすべて 長方形に刻んでいるそうだ。	石切り場（帰り）。
島の南部はフラットなところが多いようだ。	「青の洞門」入り口。
道路から少し下ると・・・	・・おおっ、これが「青の洞門」か！
象が水を飲んでいるようだ！	海の色の青と打ち寄せる波の白さのコントラストが 素晴らしい。
展望台の奥へ行くと洞門の中が少し見えてくる。 右奥にさらに洞穴があるようだ。	波打ち際を望遠で・・。
ここから洞門を入れて撮るのは難しいな。	ここからでもこれでは洞門がよく分からない。
ひとりだと何とか洞門が入る。	展望台へのバスストップ。

ハジャー・イム神殿遺跡（世界遺産）

　「青の洞門」近くにあるこの神殿遺跡は、紀元前２８００年から２４００年にかけて建てられたもの。１８３９年から
発掘が始まり、１９１０年になって初めて全体像が明らかになった。

現地ガイドの「まさみ」さん（「はるみ」さんから交代） から説明を聞く。ここはゴゾ島のジュガンティーヤ神殿より 整備が進んでいて上に保護用のドーム屋根が付いている。 しかし昨日の強風で一部が破損したらしい。	大きさが分かるように横に立ってみた。５０００年も前に 何の接着剤も器具も使わずに巨石を垂直と平行とに 積み上げた技術は驚異である。
生贄の血を流す穴。	祭壇。種子を表わすブツブツと鉢植えの植物に見える ものが描かれているが、豊作を祈念するものか？
渦巻き文様は輪廻思想を表わすものか？	ここは説明看板のあるのがありがたい。
「神託の間」への出入り口はドアーのように石を くり貫いている。柱の右の穴は生贄の動物を つなぎとめておくためのものとか。	神殿の入り口付近の形状はこのようになっている。
部屋はハーフドーム型に石が積まれていたらしい。	同説明。
聖なるテーブル。	発掘時に発見された４体のふくよかな女性の 頭のない彫像（ヴァレッタの考古学博物館に所蔵）。
壁、床ともキチッとした積み方である。	巨石がゴロゴロ。
反対側の入り口。床にも巨石が敷かれている。	遺跡を上から見るとこんな風らしい（wikipedia から）。
巨岩の群れは男女の性器を表わすとか。	中央の細長い岩は男根崇拝を表わすらしい。
この神殿にはユニークな外のニッチがある。	ニッチの
右の説明によるとこの石の４つの窪みには・・	・・ふたりの太った大女の彫像が立っていたらしい。
ここの巨石は高いもので５．２ｍ、重いもので２０トンも ある、と。	これらの巨岩はこうして運んで積み上げたという説明。 実際、「コロ」に使った石がいくつも発見されている。
遺跡のまわりには・・	・・野草がいっぱい。

ヴァレッタ市街に入る（アッパー・バラッカ・ガーデンのパノラマ眺望）

　Google の衛星写真地図から

ヴァレッタ市内に入る。道の両側に石造りのどっしりした 建物が並び、一階はアーケードになっている。	カーニバルのため、バスはいつものようにシティ・ゲート 近くまでは行かず、大分手前で降ろされた。 仮装した子供たちが集結していた。
眺めのよい城郭の壁に沿って歩く。	向こうはスリーシティーズのひとつヴィットリオーザ。 マルタ騎士団の最初の城塞都市である。
風が強い・・・	こちらの方がずっと高い位置にある。
グランド・ハーバーと	日本の別のツアーグループが下りてきた。
いかにも頑丈そうな保塁である。	正面はオーベルジュ・ドゥ・カスティーユ（首相官邸）。
保塁の上にあるアッパー・バラッカ・ガーデンに入る。	都会的な庭園となっている。
ここはグランド・ハーバーとスリー・シティーズの 絶好の展望台である。	まずグランド・ハーバーに向かって左から。 ヴァレットの町の一部である。
グランド・ハーバーの地中海への出口。	先程のヴィットリオーザも町。先端は聖アンジェロ砦。
目の前を大きな船が通り過ぎた。	あっという間に大海へと出て行く。
こちらはスリーシティーズのひとつセングレア。	望遠で見るとヨットハーバーになっている。
風が強いので帽子の庇をうしろに・・・	帽子を飛ばされないように！
ヴィットリオーザの城塞を望遠する。	「Ｔさん、こっち向いて！」
ヴァレッタの町は京都のように碁盤の目。	恋人たちにも絶好の逢引スポット。
反対側を見てみると、聖ヤコボ稜保と	その左にヴァレッタの新市街？が・・・
・・広がっている。	聖ヤコボ稜保の赤い旗は何だろう？
ガーデンにはカーニバルに来た仮装姿の・・	・・子供たちが・・・
大勢いて・・	どの子もカメラを向けると
愛想よくポーズを取ってくれた。	この子などはフラメンコを披露してくれた。

第５日目（その２）（ヴァレット大聖堂、騎士団長の宮殿、カーニバル）に進む