キプロス・マルタ旅行９日間（日通旅行「旅のソムリエ」）(H23-2-27〜H23-3-7) 詳細編
−愛の女神アフロディティ（ヴィーナス）伝説キプロス島と光輝く騎士団伝説の島マルタ島−
３月１日（キプロス２日目）
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| 翌朝、部屋のカーテンを開けると素晴らしい天気だ！ | 朝食のあと、またテラスに出た。 |
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| 朝から釣り人が来ていた。 |
クリオン遺跡へ
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| リマソルから西へ少し走るとオレンジ畑や・・ | レモン畑、・・・ |
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| さらには野菜畑などが続く。 | これも何かの果樹園か？ |
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| この畑には一面に黄色い花が・・・ （菜の花かと思ったが、これは違うようだ）。 |
またオレンジ畑が・・・ |
クリオン（Koulion)遺跡
（ホテルから１５ｋｍほど西の海際にあるＢＣ２世紀から紀元４世紀頃の古代ローマ式建造物の遺跡）
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| 入り口にギリシャ文字で「クリオン遺跡」の表示がある。 | 遺跡の一部は頑丈そうな屋根で保護されていた。 |
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| 「エウストリオスの家」という４世紀の公衆浴場跡。 ここは休憩室だったようだが、見事なモザイクが残っている。 地元ガイド、ネフェリさんの説明を添乗員Ｎさんが通訳してくれる。 |
これはスチームバスで下から暖める方式。 |
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| これは浴槽らしく、段がついている。 | 海岸のすぐ近くである。 |
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| 配管までちゃんと施してあるのは驚きである。 | 井戸も・・・ |
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| 浴場休憩室床のモザイク全景。 | 近くの海岸を望む。 |
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| こちらは住宅部分。 | 地下室？ |
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| 住宅部分にも風呂があったらしい。 | ちょっとこっち向いて！ |
ローマ式円形劇場
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| ２０００人収容。 | もとは紀元前４世紀に造られ、３５００人収容だったらしいが・・ |
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| ・・その後、地震で破壊され、２世紀に再建された。 | 下から上まで１８段あった。 |
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| 添乗員さんの声が下までよく聞こえる。 | 初めてのツーショット。 |
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| 崩れ落ちた柱の上部が残っている。 | 地元小学生たち。 先生に連れられ社会見学にやってきたもの。 |
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| カメラを向けるとすぐポーズを取ってくれた。あちこちから カメラを向けられるのでどちらを向いたらいいのやら・・・ |
海をバックにまたツーショット。 |
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| こうして見ると建造の精緻さがよく分かる。 | 劇場脇の階段。 |
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| キプロスはこの時期、野の花がいっぱい。 黄色い花と薄紫色の花と・・・名前は？ |
この薄紫の方は玉ねぎの一種だとか。ええっ？！ (草刈りをしていた人からもらったもの） |
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| キプロスを案内してくれたバス。 | 遺跡から山側を望む。 |
さらに西へ、ヴィーナスの誕生地へと向かう
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| 車窓から美しい地中海が垣間見える。 | 右手は石ころ混じりの丘陵地が続く。 |
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| 砂浜のすぐ近くまで耕されている。 | これはフェンスに囲まれたイギリス軍の駐留地。 キプロスは長年のトルコとの紛争経験から 基地性を重視するイギリス軍と現実的に共存共栄。 |
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| 駐留イギリス軍兵士やその家族専用の広々としたグラウンド。 球技場、馬場、ゴルフ練習場など。 |
広大な耕地。 |
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| ブドウ畑。 | 子羊を見つけて思わずシャッターを切った。 |
ペトラ・トゥ・ロミュ（アフロディティ（ヴィーナス）の誕生地）
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| 丘の上はアフロディティの神殿。キリスト教が普及する前は 人々はここを巡礼の場としたそうだ。 |
ということはアフロディティの誕生地は近い！ |
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| 向こうの３つ岩の連なった辺りがヴィーナスの誕生地。 | 展望台にバスを停めて望遠。 |
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| 手前の砂浜。 | 今日は地中海は波静か。 |
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| 遥か向こうに船らしきものが・・・ | ヴィーナスに生まれ変わりたい？ |
次はキプロス最西端の町、パフォスへ
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| 街の入り口にはキプロス共和国初代大統領の顔。 パフォスはかってはキプロスの首都で貴重な文化財が 多く、街全体が世界遺産となっている。 |
キプロスは信号の代わりにロータリーが多い。 |
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| ショッピング街。 | 何ということはない静かな街である。 |
王室の墓
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| 入り口。 | 案内板に、「王室」の墓と称しているが、実際には王家の 人々には利用されず、金持ちや政府の高官が埋葬されて いる、と書かれている。 |
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| 入り口近くにあったこの墓はほんの小さなもの。 | 墓の遺構らしいものがあちこちに見られる。 |
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| ここは海のすぐ傍である。発掘はまだ継続中とか。 | これが典型的な墓のひとつ。 |
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| 柱の様子はまるで宮殿である。 | 遺構の一部が発掘されている。 |
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| ネフェリさんの説明を聞く。 | これは別の墓。 |
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| 墓には入り口があって・・ | ・・内部は公開されている。 |
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| こんな立派な部屋もあれば・・・ | 小部屋や棚方式のもある。 |
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| 墓の大きさが分かるだろう。 | 墓はこの辺り全体の海岸に広がっているようだ。 |
「王室の墓」の周りに咲く野の花
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| シクラメン。 | 白い花はアネモネ。 黄色いのはタンポポのようだ。 |
これは何という花かな？ |
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| ハアザミ。ギリシャ・ローマの建築では、 この葉を柱頭文様とした。 |
これは前にも見た玉ねぎの一種。 | ポピー。 |
ソロモニアのカタコンベ
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| 聖ソロモ二の地下墓地。 キリスト教が弾圧されていた時代に礼拝、埋葬に使われていた 小さな穴倉。 |
穴倉に流れていた水が眼病に効いたと いうので水に浸けた布が木に結び付けられる ようになった。 |
パフォス考古学遺跡の「デュオニソスの館」
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| 遺跡の入り口。 | 美しい石積みの階段を上る。 |
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| パフォス市街を遠望できる。 | 向こうに遺跡が広がっているが・・ |
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| デュオニソスの館はモザイク保護のため屋根付き。 | 案内板。 |
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| 館内には見学用の木道が渡してある。 | 各部屋にはそれぞれに見ごたえのあるモザイクがある。 これは水に映る自分の姿に見とれるナルシスの像。 |
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| これは四季のモザイク。上が春で下が冬。 | 右上が夏で下が秋。 |
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| 秋の像。 | 冬の像。頭上から水瓶で水を掛けている。 |
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| 「デュオニソスの勝利」を描くモザイクの一部。 | 一番左は「ピラモスとティスベ」の悲恋物語。 『ロメオとジュリエット』に似たストーリーでシェークスピアの 『真夏の夜の夢』の中でも使われている。 |
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| ガイドのネフェリさんと添乗員のＮさんがひとつひとつ 説明してくれる。 |
デュオニソスがイカロスにワインの造り方を教えた エピソードが描かれている。 |
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| これは、水の神ネプチューンが領地を失った腹いせに その地を飢饉に陥れた。そこに住む娘 アミモネは父の命令で 水を求めて旅に出たが、森でサテュロスに襲われるが、 通り合わせたネプチューンに救われ、結ばれたうえ、水を 得たという物語。 |
ガイドブックによると、このモザイクはこの館で最重要なもの のひとつ。エルリピデスの悲劇でも有名なヒッポリュトスと フェードルの物語。ヒッポリュトスと再婚したフェードルが 義理の息子と通じてしまうというもの。 |
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| 複雑な幾何学模様が見事。 | より詳細に見てみる。 |
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| 猛獣が獲物を追いかける絵が描かれているが モザイクの画家たちはこれらを見たことはなくアフリカから 来た石工たちが描いたものと想定される。 |
鷲に化けたゼウスが美少年Ganymede を誘拐する図。 この館の最も美しいモザイクのひとつ。 |
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| 猟犬を除いてはキプロスにいない動物ばかりである。 | 豹を槍で攻撃するハンター。 |
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| 同上。 | 中庭には樋などを利用して雨水を集める池がある。 |
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| 遺跡の地図。 |
昼食とパフォス城
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| 二つの遺跡見学でお腹が空いた！ | 波止場のレストランに落ち着く。 |
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| パフォス城の近くだから「キャッスル・タヴァーン」。 | シーフードの店だ。何が出るのかな? |
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| まずはサラダ。 | 各テーブルにワインがついた。 |
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| 小さく、乾杯！ | メインのシーフードのミックス・グリル。 カジキマグロのほか、イカ、タコ、ハマグリ？。 赤い小魚はボラの一種で red mullet というらしい。 |
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| デザートはオレンジ。 | すぐそこは海。 |
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| それも青々として地中海。 | 食足りてパフォス城に向かう。 |
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| 城前の波止場で。 | こんな小さくても城である。 |
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| お城に上がるとお定まりの・・・ | パノラマ・・ |
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| ・・展望を楽しみながらパチリパチリ。 | 城内はいたってシンプル。 |
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| 波止場をしばし散策。 | ソフトクリームを見つけた！ |
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| 釣をしていた人に話しかけた。６ヶ月！の休暇でイギリスの リバープールから来ていたがお腹をこわしたので 明日、帰国するとか。 |
一緒に撮ってあげようというので・・・ |
ホテルへの帰り道
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| ロータリーにこんな人形が・・・ | キプロスでも風力発電があった。 |
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| 日本では北海道くらいにしか見られない風景。 | 切り通しの岩盤は海底からの隆起によるものらしい。 |
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| 旧市街でバスを降ろしてもらってちょっと買い物。 | ホテルまで海縁りを歩くことにした。 |
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| 結構散歩している人がいた。 | ホテルは遥か向こう、４ｋｍくらいか。 |
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| キプロスの野良猫。 | シーズンオフの夕暮れ時とあって泳いでいるひとはいない。 |
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| 群れているのはカモメくらい。 | お土産の入った重いバッグを持ってテクテク歩く。 |
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| 夕食は今夜もバイキング。 | 仲良しになった４人で。 |