カナディアン・ロッキーの帰途

シアトル−セント・ヘレナ山大噴火跡−オレゴン海岸−レッドウッド国立公園（北カリフォルニア）−サンフランシスコ
Seattle　　　Mt. St. Helens　　　　　　Oregon coast　Redwood National Park(North California)　　San Fransisco

シアトルは初めてだったのでゆっくり市内見物したかったが、 それより前から気になっていたセント・ヘレナ山がシアトルの南、 オレゴン州のポートランドへ行く途中にあるというので立寄った。 この山は８０年５月１８日に大噴火を起こしたが、その凄まじい 大噴火の写真レポートを講読し始めたばかりの"National Geographic" ８１年１月号で見て衝撃を受けた。 ８３年６月というと大噴火からまだ丸３年しか経っていないので ぜひともその生々しい現場を見てみたいと野次馬根性を 起こしたのである。

National Geographic を講読し始めて最初に届いたのが８１年１月号であり、 その特集がセント・へレナ山の大噴火であった。

現場はまだ大半が立ち入り禁止になっていた。	遠くから遠望するだけだったが、ガス（霧）が出ていて よく分からなかった。
しかし、深い森林地帯は無残に焼け焦げたままだった。	同。
同上。	大噴火後、２８年、現在の St. Helens 山。 （写真はSeattle Times の記事から借用）
今度はポートランドを通り抜けて、オレゴン州の海岸へ。	こんなところで鯉のぼりに出くわすとは！
久しぶりの快晴でまぶしい。	陽光を浴びて気分爽快。
	左の地図で赤い矢印のうち上の方が 　Sea Lion Caves を指している。
アシカの集まる洞窟（有料）があるというので入場した。	右の道を降りていくと洞窟への入り口がある。
海岸の岩の上にはアシカが群れをなしていた。	ドンドン下りていく。
結構広いスペースがあった。	アシカが１頭だけいた。
	１０１号線を海岸沿いに走ってカリフォルニア州に入ると 　まもなく背の高いレッドウッド（セコイア）の森が出てくる。 　これはRedwood National Park である。 　（地図上部） 　それを過ぎてさらに１００ｋｍほど南下すると 　Eureka という町に出る。 　そこからさらに５０ｋｍほど南下すると the Avenue of the 　Giants という、走れども走れども高木の林が続く場所が 　ある（下の説明）。
オレゴンからカリフォルニアに入って 間もなく、こんな高い木が目立ってくる。 これはレッドウッド（セコイア）国立公園が 近いということである。 国立公園内には右のような１００ｍの巨木を 見ることが出来る。
大きさが分るように前に立ってみた。	この木はなんと９３．８ｍもあると。幹周りは２０．６ｍ。 上の二枚の写真はこの木の先端と中ほどを撮ったもの。 樹齢は軽く２０００年を超えるらしい。
The Avenue of the Giants（巨木の道）（約５０ｋｍ）に入ると いろいろな驚異を経験させてもらえる。	この木はシャンドリア・ツリー(Chandelier Tree)と言って 大型車が通れるのが売り物（有料）。
Avenue of the Giant のあちこちで車を止める。 昼尚暗き道が続く。	これは大木の根元をくり貫いたGift shop(土産物屋)の入り口。 最初の説明にある Eternal Tree House である。

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