ラトビアその２（翌日）

「ラトビアのスイス」と呼ばれるスィグルダ(Sigulda)へ
	スイスのイメージからは程遠いがこんなところで 自然に囲まれて過ごせばのんびり人間穏やかに なるだろうなあ。
	トゥライダ教会。
	プロテスタントだから祭壇も至ってシンプル。
	教会のあと少し戻って菩提樹の下に眠る 「トゥライダのローズ」の墓で・・
	・・ ガイドさんから延々と彼女の悲恋物語を聞く。 恋人と婚約していた「トゥライダのバラ」と呼ばれて いた美少女がトゥライダ城に駐屯していたスウェーデン の兵士に横恋慕され、偽手紙でダートゥマニャ洞穴 におびき出されたが、恋人への操を通すため、 自分は魔法のスカーフを付けており、ナイフで 刺されても死なない、嘘と思うなら試してみよ、と 兵士をだます。信じた兵士は彼女を殺してしまう。
	先ほどの教会。
	アート鑑賞。
	ここはもう秋色。
	トゥライダ城。
	この城は１３世紀からリーガのアルベルト僧正 によって建設が始められたらしい。 １８世紀末ごろからだんだん荒れてきたのを 近年、修復が行われてきたようだ。
	内部は現在博物館になっている。
	塔の上の展望台に上がってみた。 どこまでも森林が広がっている。
	われわれがやってきた入り口の方。
	向こうに見えるのはガウヤ川。
	グートゥマニャの洞穴。 ローズの悲恋物語の舞台ともなった。 どんな深い洞穴かと思っていたが・・・
	恋人への純愛を文字通り死守したローズに あやかって自分たちの名前を彫り付ける人が 多いらしく、古いものは１６世紀に遡るものまで あるらしい。
	先ほどガイドがローズの悲恋物語を語ってくれたが ここに英語で書かれていた。
	昼食後、スィグルダ城址にやってきた。
	これは「新スィグルダ城」。
	城址の方に向かう。
	ちゃんとした城砦のように見えたが・・
	・・壁が残っているだけだった。
	あそこに展望台がある、上ってみよう。
	上がってみて良かった！ 先ほどのトゥライダ城が見えた。
	城址を見下ろす。
	久しぶりのツーショット。

エストニア（タリン）に進む