キプロス・マルタ旅行９日間（日通旅行「旅のソムリエ」）(H23-2-27〜H23-3-7)
　−愛の女神アフロディティ（ヴィーナス）伝説キプロス島と光輝く騎士団伝説の島マルタ島−

２．マルタ島 後半

第３日　ブルー・グロット（青の洞門）
	今日は波が荒く、観光船が出ないので 上の展望台から眺めるだけだった。
	海の青さと岩壁に砕ける波の 白さが印象的。
	船は向こうの方から出るらしい。 波の荒いこの季節は月に１・２回しか 出航しないそうだが、翌日、運よく 出航することになったので出発前の 自由時間にＳさんはじめ４人が タクシーで出かけた。 「スリルがあってよかった」と。
ハジャー・イム神殿
	ＢＣ２８００年から２４００年 に建てられた神殿。 この前見たジャガンティーア神殿と 違ってここの屋根は残っている。
	後部の細長い石は男根信仰の象徴。 右は女性性器の形象らしい。
	これは祭壇に使われたらしい。 中央は植物を描いたもので まわりのブツブツは種子だとも 言われている。あとで他所から 持ってきたものらしい。
	巨石にすっぽり穴を開けた神託の間。
	「聖なるテーブル」。
マルタの首都ヴァレッタ
	１５６５年のトルコ軍によるマルタ 攻略の「大包囲戦」に勝利したあと、 聖ヨハネ騎士団長のジャン・パリン・ ドゥ・ラ・ヴァレットによって築かれた 難攻不落の趣がある要塞都市。
	まずアッパー・バラッカ・ガーデンに 上がってパノラマを楽しむ。
	ヴァレッタ市街はこの左に 碁盤の目のように展開する。
	グランド・ハーバー。
	正面の町はヴィットリオーザ。 先端は聖アンジェロ砦。
	聖アンジェロ砦とヴィットリオーザの町。
	カーニバルによる駐車規制で バスを城郭のずっと手前で降り、 この道を上がってきた。
	アッパー・バラッカ・ガーデンは 恋人たちの・・・
	ヴァレッタでも昼間に子供たち のカーニバルがある。
	着物を着た女の子にカメラを 向けたらすぐ傘を開いてポーズ してくれた。
ヴァレッタの街中へ
	「地球の歩き方−南イタリアとマルタ」 '09〜'10 版より借用。
	東西１ｋｍ、南北８００ｍの碁盤目 の町はマルタ石といわれる蜂蜜色の 石灰岩で造られた建物が３００にも 及び、騎士団が築いたときのままの 独特の景観を残しているので １９８０年に世界遺産に登録された。
	道はどこもカーニバルの人出で いっぱい。
聖ヨハネ大聖堂
	大聖堂はマルタ騎士団の守護聖人 ヨハネに捧げられたもの。 外観は質素だが・・・
	内部は騎士団の富と力を結集した 見事なバロック様式である。
	身廊の周りには騎士たちの言語別に ８つの礼拝堂が取り巻いている。
	これはイタリアン礼拝堂。 右上の絵はカラヴァッジョの傑作 「聖ヒエロニムス」。 カラヴァッジョのもうひとつの大作 「聖ヨハネの斬首」は隣接の美術館 に展示されている。
	大聖堂前の広場。
	仮装姿の子どもたち。
	日本の祭の夜店と同じ。
	子供カーニバルの山車。
騎士団長の館（一部）見学
	向こうは大統領府と議会で立入禁止。
	この兵器庫通路を通って一部の 部屋を拝見できた。 タペストリーの部屋は撮影禁止。
	天井画。
ヴァレッタのカーニバル
	カーニバルのダンス会場に向かう 仮装姿の女性。 カメラを向けると立ち止まってくれた。
	子供カーニバルの山車。
	馬に乗るインディアンの衣装で ダンス会場に向かう。
	このひとも同じグループか？
	大型山車の一つ。 次々とやってくる。
	５時から始まっていたがわれわれは 適宜買い物を済ませて５時半ごろ ダンス会場のスタンドに入った。
	それぞれに趣向を凝らしたチームが 次々に登場しては１０分間ほどずつ チームダンスを披露してくれた。 どのチームにもディレクターや 振付師がいて観客に背を向けて 指図していた。
	やっぱり若い女性のチームと ピンク系の衣装は色気を感じるなあ。
	６時を過ぎると暗くなりだし、 座っていても寒く感じ始めた。
第４日（最終日）午前中自由時間　ホテル近辺を散策
	ホテルのロビー。ここでは無線ＬＡＮ が無料で提供されていたので 朝晩、利用した。
	朝食後、ホテルの庭を散策。
	われわれの部屋の前にはこのような 見張り台があった。
	添乗員の中田さんに案内されて 対岸のショッピングモールへ。
	ホテルの対岸にあるカジノに 来てみた。覗いたらパスポートを 出せと言われたので "Just looking." と言って出てきた。 ショッピングではないので "Just looking."は変だったかな？
	そういえばホテルの玄関で一度も 写真を撮っていなかった。

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