82歳の「かずこ」の父と白山に挑戦!(その4)

7月31日の夕方から夜にかけては素晴らしいお天気で、9時過ぎに小屋の外で見た星空の美しさは
ほんとうに「星が降るような」光景で天の川もはっきり見え、とても印象的だった(かずこ)(モイチは酔って寝ていた)。
当然、明日はご来光が拝めるぞ、上手くすれば富士山やアルプスまで遠望できるかな、と期待していたのだが、
朝、3時半に起きてみたら、濃霧で何も見えない!もちろん夜中だからヘッドランプなしでは歩けないと覚悟していたが、
ランプをつけても10m先も見えないとはひどい。
今日の日出予定時間は4時50分、だれかがそれまでには晴れることもあるといったのでとにかく出発した。
4時半ごろに頂上の奥宮社殿に着いたが、風が強くて寒いのなんの、ヤッケを着ていてもこたえた。
日出予定時間すぎまで待ったが、一向に晴れないのでやむなく下山。残念!

日の入り近く室堂から別山方面を望む
日の入り間近、これは金沢市方面
室堂から弥陀ヶ原を望む ご来光を拝もうと朝4時前から登りはじめ、
頂上の奥宮のある岩室で風を避けて待機。
ここで義父が一句。
「八十路越え、濃霧の中の峰に立つ」
日の出時間になっても霧が晴れないので
取りあえず記念撮影
天上界と地上界の境にある青石。 クルマユリ 展望道途中の雪渓
ミヤマダイコンソウ ハクサンフウロ(紫)とヨツバシオガマ 展望道の上部
わかりにくいがクロユリの群落 ミヤマホツツジ 雪渓の水でほてった顔を冷やす
ミヤマアキノキリンソウ 御前峰をバックに ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ ゴゼンタチバナ シナノオトギリ
カラマツソウ ミヤマリンドウ ミヤマダイモンジソウ(白)
ミヤマキンポウゲ カライトソウ(紫)、ノアザミ、ニッコウキスゲ 一輪だけ残ったチングルマ(白)
もやもやとした輪に見えるものは散ったあと。
展望道のハイマツ林から御前峰を望む

その5につづく

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